定期ライブ 其の十三「美熱」
2008年8月10日
Date: 2008年8月10日
Time: 17-19
Location: ムジカーザ(東京代々木上原)
定期ライブ 其の十三「美熱」
日時: 2008 年 8 月 10 日(日) 13:30 場所: ムジカーザにて 一押し: ワイン(白スパークリング)、赤キャンティ、手作りサングリア) ソムリエ:大野英子選→詳細)、ブリトー、焼き豚、さくらんぼゼリー プログラム: (壱部) エイトル・ヴィラ=ロボス 弦楽四重奏曲第1番と第17番 ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲は17曲、第1番は若い時代に、最後の第17番は人生最後の方で書かれたものなので、その違いがおもしろい。どちらも民謡風でありながら古典的な形式を採用しているが、第1番は構成がシンプルでわかりやすく、第17番はぐっと複雑な曲になっている。1番は6楽章構成、17番は4楽章構成。メンバーは、難しくって曲になりにくい、重音が大変、などこぼしていたが、いざ本番は、大人の雰囲気できっちりまとまっていて、難しさをあんまり感じさせずに惹きこまれたあたり、さすがだった。 (弐部) サマータイム (晶編曲) 1935年のフォーク・オペラ「ポーギーとベス」の中のナンバー。第1幕で漁師の若い妻クララが赤ん坊をあやしながら歌う子守歌。 ティコティコ(大石真理恵編曲) ラテン音楽の名曲、ティコティコとは雀に似た小鳥のこと、エサをついばむ様子を表現している。編曲の大石さんはプロのマリンバ・パーカッション奏者で、弦楽器を打楽器のように使っているあたりがおもしろい。 第三の男(雪之丞編曲) 第三の男のテーマ(ハリーライムのテーマ)は、映画、第三の男の主題歌、ツィターの音色で奏でられる。ヱビスビールのテレビCMでお馴染みの曲。 恋のバカンス – ジャンバラヤ(雪之丞編曲) ザ・ピーナッツの、恋のよろこびにバラ色の月日よと恋心を歌う恋のバカンスと、カーペンターズの、故郷に新婦を連れて行きお披露目パーティをする男の喜びを歌うジャンバラヤ。なぜかちょっと似ているので続けてアレンジ。 太陽がいっぱい(春奴編曲) アランドロンを一躍スターに押し上げた名画「太陽がいっぱい」の主題歌、ニーノ・ロータの哀愁味あふれるメロディはあまりにも有名。春奴、現在アランドロンにめろめろである。 テキーラ(桑野聖編曲) The Champs が1958年に発表し大ヒットしたインストゥルメンタルナンバー。さびの部分でテキ~ラ!と叫ぶのが定番。アレンジャー、作曲家としてもすごい才能のヴァイオリニスト桑野氏のこの曲は、バーンスタインを思わせるような珠玉のアレンジ。 真っ赤な太陽(桑野聖編曲) 美空ひばりの名曲真っ赤な太陽がジャジーなアレンジで大変身。 Dancing Woo-Ah-Woo(春奴作曲) セレソ・ローサ、ソラメンテ・ウナ・ベス、ピーナッツ・ベンダーの 3 曲のメドレーを、春奴がリアレンジ。面白い奏法がとりいれられている。 |