定期ライブ 其の六「諸国浪漫音の旅」

Date: 2001年7月21日

Time: 17-19

Location: ムジカーザ(東京代々木上原)

定期ライブ 其の六「諸国浪漫音の旅」

日時: 2001 年 7 月 21 日(土) 17:00
場所: ムジカーザにて
一押し: ワイン(ソムリエセレクション)、ルッコラ(産地直送)、コンビーフ(ノザキの1つレベルの高いもの)、手作りジャム(産地直送ブルーベリー)
プログラム:
(壱部)
ホアキン・トゥリーナ作曲 「闘牛士の祈り」
作曲家、ホアキン・トゥリーナはスペイン風の和音を駆使し、生涯変わらずスペインの音楽を描き続け、”近代スペインの音による風景画家”の異名をとりました。
ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」
「セリオーソ」とは”まじめな”、”厳粛な”という意味で、ベートーヴェンの自筆で名付けられています。が特に厳粛な雰囲気が漂うというよりは、この前後の中期と後期の作品を結ぶ曲としてロマン的な情緒が濃くなり響きに重厚な渋みを持つ独特の作風と様式を持っています。全4楽章。
(弐部)
りんご追い分け (阿部雅士編曲):日本の民謡、弦楽四重奏のこぶしもおつなものです。
草原情歌  (春奴編曲):中国の歌からアレンジ、広大な草原に長い歴史が思い浮かびます。
黒い瞳  (春奴編曲):有名なロシア民謡。切ないメロディがだんだん早回しに、狂騒的な不安定さに変わっていきます。
ヘイジュード (阿部雅士編曲):イギリスが産んだ偉大なグループ、ビートルズの曲。ロック調の荒々しさが見え隠れするアレンジで。
パリの空の下 (雪之丞編曲):シャンソンの名曲。哀愁ただようメロディがパリのしっとりとした通りにアコーディオンの伴奏で響きわたるようです。
Trinklie der-Potpourri (酒の唄メドレー)  (春奴編曲):ドイツの唄、”美酒のあるところ・おースザンナ・みんなで体を揺らそうよ・これはワインだ・ラインのワイン・人生を楽しもう”の6曲メドレー。観客が参加しての足踏み、手拍子、歌が雰囲気を盛り上げに盛り上げました。
Birds (春奴作曲):鳥がさえずる様子をイメージしたオリジナル曲、かしまし娘のおしゃべりみたいです。
Unforgettable (晶編曲):ナタリー・コールがお父さんの録音に重ねてデュエットしたCDが話題になりました。
La Camorra (ピアソラ作曲):アルゼンチンの夏の熱い太陽に、情熱とけだるさが交錯するような曲、石畳に反射する光りが感じられます。
ソーラン節 (幸松肇編曲):アンコール曲。どっこいしょおの掛け声がかかりました。