〜紅玉の故郷 山形へ んだんだ!〜

去年の冬だっただろうか。
夜になると電話の口調もメールの文も怪しげになる紅玉から連絡があった。
『夢だったの〜〜』
???????????
よく聞いてみると、数年前紅玉のお母様がお世話になった山形県立中央病院という立派な病院があり一月に一回、様々なミュージシャンによるロビーコンサートが開催されているとの事。
お母様がいつかは芸ストを呼んでコンサートをしたいしたいとずーっと言われていたそうな。それがやっと今年の春、実現しそうなんだけど、という話で残りの3人即答!絶対行く!!!

そして4月19日。その日が来た。
昼頃の山形新幹線のグリーン車に乗り込む。
チケットの手配とかそういう普段は靖奴がやっている事を今回は紅玉が担当。(これが素晴らしくて紅玉のかくれた才能にびっくり)
コンサートの段取り、その日に泊まるホテルのパンフレット、飲み屋の選別、もうすべてにおいておっまかせー状態。

16時頃山形到着。桜咲いてるかなー、まだかなー、どこにいってもあんまり緊張感がなく(いい意味でよ)4人でいると話題はつきない。

タクシーで病院まで行く。山形の人ってなぜそんなに車間距離あけるんですか?と紅玉が運ちゃんにつっこみいれるとウインカー出さずに急に曲がったりする人がいて危ないからという答え。しかしわりとすいている道路に出てもこの運ちゃん、車間距離たっぷりとって、とろとろ(私にとって考えられない。春奴・・東京の道路びゅんびゅん走るタイプ)走るものだから、紅玉ぼそっとあの〜あまり時間がないんだけど〜・・・
早く言ってくれなきゃーと運ちゃん。とたんに加速!!

コンサート開始の30分位前から人が集まってくる。その間は芸妓達,着替えと塗装工事に忙しい。そして始まる。にこにこと笑っている顔が見える。暖かい雰囲気。患者さん達も大勢いる。中には点滴したまま聞きに来た少年も。私達も思いっきり笑顔。
ふるさとと赤とんぼを弾いた時、一緒に歌って下さいねと言ったらみんな歌って頂いて、もうそこは天使が舞い降りた空間になったわ。
そして、最後に上を向いて歩こうを演奏。この曲は私にとってはすごく思い入れがあっていつも泣きそうになりながら演奏しがち。人いっぱいいてそれぞれに人生があってつらい事も悲しい事もあるけれど、上をむこうよ、歩いていこうよ。

演奏を終えてお辞儀した時、いきなり大きな花束を持った綺麗な女の方が紅玉に近づき手渡したの。
紅玉ぼろぼろ涙をこぼし、私達も訳解らぬままもらい泣きして、後で聞いたらお母様の担当看護士だった方だったんだって。

・・・で、さあ宴会だー宴会だー!この時点で明日仕事が待っている晶は日帰りで東京行き新幹線に乗り込みさよーなら!
ホテルに着き(またこのホテルがちょー立派!おまけに紅玉も実家のすぐ近くにある)温泉風呂に直行!
いい湯だな〜いい湯だな〜とご機嫌で紅玉、春奴、雪之丞、靖奴というメンバーで併設されているお食事処へ。

生ビールで乾杯。お食事はもう見ているだけでも幸せ感じる春の膳。
ここで紅玉、14代飲む?も、もっちろん頂くわ〜!14代って素晴らしく美味しい日本酒で今はあまりにも有名になり過ぎてお高くなっちゃたのよね。でも滅多ににのめないし。
お母様が16代飲ましてあげなさいと紅玉に指令を出したらしく、16代・・・未来のお酒・・今は飲めない・・14代は飲まして頂きまーす。
雑味のないお酒ってのは基本的に万人が美味しいと思うものなんだろうけどそれに加えて複雑な旨味が混然一体となってる。・・14代はそういうお酒でした。その間に雪之丞と紅玉はワインにいく。
ワインも山形産で美味しいの〜。(あー14代で気取られてワインの銘柄覚えてない)焼酎も頼んで、これも山形産でとっても美味しかった。雪之丞、言われるまま薦められるままやはり岩戸のみ!!



散々盛り上がってそのまま部屋飲みに直行!大きな和室に今回4人一部屋。そこでまた赤ワインあけビールあけ、盛り上がる。と言っても私達の常でたいした話はしてないんだけどね。
でも山形でしょ、畳の部屋でしょ、靖奴がいるっていうのも珍しいし。で私はそうそうに撃沈。

次の日、なぜか一番遅くまで語り合っていた雪之丞と靖奴が一番最初に起きだしお風呂行ってくる〜とさわやか。紅玉も起きているようなんだけど布団から離れられない様子。私はしっかり二度寝。
それでも8時半にはごそごそと起きだし朝食へ。なぜだか解らないんだけど、旅に出ると朝食って食べれるんだよね。あまりにもひどい二日酔いの時はパスするんだけど、楽しく盛り上がった宴会の次の日の朝は食べれる、お腹すいてる。しゃべりすぎ!?

そしてチェックアウト。
ここで〜お忘れになっていない〜?
このホテル、紅玉の実家に近いのよ〜。

お宅拝見〜〜〜〜〜〜〜〜!!

お母様がしっかり迎えて下さって、案内してもらったわ。
素晴らしくしっかりした作りの日本家屋で畳の部屋中心の憧れのお家。
最近那須に家を建てたばかりの靖奴はう〜んう〜んと唸りながら感嘆符を発してました。
雪之丞は山形にお嫁に来る気です。いやね、病院コンサートの時、靖奴が関係者と話をしてたら山形には独身の男の人がいっくらでもいるから嫁にこねぇか〜と言われたの、どーお?
と雪之丞に言って彼女はちょびっとその気になったのかしらんと私が思い込んでいるだけなんだけど。

まあ置いといてー。

寒河江駅に行き、ワンマン電車、フルーツライン(って言うんだよね)っていうJR線に乗り込み30分程で山形到着。靖奴とはここでお別れ。紅玉、雪之丞、春奴の三人は少しぶらぶらしてお腹をこなれさせてから三津屋というお蕎麦屋さんに行く。紅玉が山形に来たんだったらお蕎麦食べなきゃって言うし、私も山形のお蕎麦 は美味しいから是非食べたいと思っていたし。

美味しかったのよ。お蕎麦。でももっと美味しかったのが蕎麦焼酎の蕎麦湯割り。昼間っからすっかり飲んだくれの3人になってしまいました。(教訓・・新幹線の時間は変に余裕を持たすと飲むしかないよねという気分になってとても気持ちよく飲んでしまう)

今回本当に紅玉と紅玉のご両親にお世話にになりっぱなしでいくら言葉でいっても足りない位よくしてもらいました。紅玉の隠れた才能発見出来たし・・。また山形来ます。
今度は紅玉亭に宿泊かなぁ〜〜〜〜〜!!!!


PS 帰りの新幹線で山形新幹線限定ワイン(クァトロ)の白、赤買って飲み続けた雪之丞と春奴でした!!