豊川プラネタリウムコンサート〜星空の舞〜


8/11(2003年)豊川市のプラネタリウムコンサートで演奏させていただいた。

コンサートは13:30〜と17:30〜の2回公演。
一部は芸ストコンサート。2部はプラネタリウムとのコラボという構成。
今回は私達にとって初の試みとなるプラネタリウムとのコラボがある。リハは現場でしかできない。ということで当然朝は入り時間が早くなる。
ということで私と春奴は早く起きるよりは..と前夜に豊橋にお泊まり。
「焼き鳥おいし〜〜!」と豊橋の夜を楽しんだ。

翌朝10:30豊橋駅集合。豊川の職員の方が迎えに来てくださり約30分で豊川へ。ほとんど休む間もなく音響チェックに入る。もともとコンサート会場ではない上、下が絨毯引きのため残響まったくなし。PAの設定にかなりの時間を要する。その間にも2部の進行の方が気になる私達。特に難関はギリシャ神話とのからみ。バックミュージックながらも話しのタイミングでそれに合った音楽に切り替えまたバックミュージックに戻るというもの。タイミングが合わないとはなしが進まないし、そのため楽譜を入れ替えている暇がない。

「あ〜。コピーしないとまにあわない〜!」
「はさみとセロテープ貸してくださ〜い」と頭の中はごっちゃごちゃ。

時間ギリギリまでリハをし、急いでコピーやら着替えやら塗装工事(化粧ね)とてん やわんや。
そんな合間にも職員の方が「時間ありませんけど、少しでも食べてくださいね。」と用意してくださったお弁当にお茶を入れてくださったり。

それでも時間ぴったりに開演。
一部は普通のコンサートに楽器紹介を加えたもの。
弾き慣れたものなので段取り的には問題ない。

問題は2部。
2部までの休憩はたった10分。
その間に1部で着ていた白いドレスから一転、黒いドレスに着替え黒子になりきり、いかにうまく楽譜をめくれるようそれぞれ工夫をこらしたりとまたもやてんやわんや。
2部はプラネタリウムが見えるように私達は譜面灯で楽譜を照らしながらの演奏。
そして2部のメインギリシャ神話「オルフェウスの物語り」とのコラボ。
バックミュージックからメインの曲に変わる時には靖奴が一番前でペンライトで合図をくれる。タイミングを外しては大変なため真っ暗ななか、ペンライトで必死に台本を読み良きタイミングで合図を送る靖奴も大変。
それでもなんとか本番が終わる。

は〜、つかれた〜。

でもお客さまが差し入れしてくださったり、CDを買ってくださったり、靖奴のだんなはんの御両親が来てくださったり。楽屋は何かとてもなごやかな雰囲気となる。

落ち着いたところで絶妙のタイミングで職員の方が、梨を剥いて持ってきてくださったり(この梨がおいしかった!)お茶やコーヒーを持って来てくださりしばし休憩。

さて、もうすぐ2回目の公演。
靖奴に「なんか注意点とかああしてほしい、こうしてほいいとかない?」
と聞くと「まずは2部で譜面灯は出来るだけ最小にしてさっきのだと明るくてプラネタリウムがみえないから。あとはね〜、さっきと違うまとまった『狩り』が聴きたいわぁ〜(にこにこ)」
それってさっきはまとまってなかったってことね。ハイハイ。
ここで芸妓達の間でも「4楽章、リズムがすべってたね。」という意見になり、ちょっ と弾き方を変えてみたり。
こうして2回目の公演。譜面灯を落とし過ぎて楽譜がみえな〜い。とあせったりはあっ たけれどなんとか終わる。さて!宴会だぁ〜〜〜!!!


職員の方々4人と私達。でも靖奴と晶はその日のうちに東京に帰らなければならなかったのでとにかく乾杯だけでも。そして「お疲れさまでしたー、かんぱーい!」

この宴会が楽しくて楽しくて。それまで市の役員といったらなんでも「規則ですから」ずくめでいちいちハンコ押さなきゃなにもできないきちきちな方々なのではと、ものすごい偏見を持っていたのだが(ゴメンナサイ)、それぞれに楽しみを持ち、考え方が柔軟。皆さん仲も良く、なによりも楽しい方々。

そして!ここでとっておきのお酒登場!あらかじめ靖奴に連絡をとってお酒の好みを聞いてくださり、それには「この『奥』だと思ったんですよ!」とわざわざ私達の好みに合ったお酒を探しておいてくれていたのだ。冷えた一升瓶が「どんっ!」「わ〜〜い」この心遣い!素晴らしい。そしてこのお酒もすばらしく美味しかった。そろそろ電車の時間の関係で帰らなければならない靖奴と晶は「この残り持って帰りた〜い。」と一升瓶を握りしめる。「ぜ〜ったいゆるさ〜ん」と残りの3人。こうして2人は違う4合瓶(このお酒も美味しかった)を握りしめて帰って行った。

この後も宴会は盛り上がり、そこで今回の裏話も少し伺った。
今回このようなコンサートをやるにあたりいくつかの演奏家に声をかけていた。そのなかで靖奴が素早くレスポンスしてきた。そうこうしてメールのやり取りをしている内になにか『心の琴線』に触れるものがあり、もう1人もっと知名度もある方と私達とで最後まで競ったそうだが私達の方を強く押してくださったとのこと。
そんな話しを聞いたり色々お話をしていて、「そっか、職種に関係なく感覚が合う人達なのだな〜。」と思った。仕事中も色々な事がスムーズに進んだのだろうし、一緒に飲んでいてこんなに楽しいのだ。
なんか「心の自由人」な方々だと思った。そしてこの方々と一緒にこの仕事をさせて頂いた事に感謝したのでした。

後日、靖奴の所に例の『奥』が届き先日の宴会でみんなでいただきました。靖奴はそれまで「飲んじゃいたい、でもみんなと飲まなきゃ」と凄い葛藤があったらしい(笑)。
無事みんなで美味しくいただきました。
ありがとうございました。

P.S 今さらですが、控え室となった会議室は翌日からしばらくキンキラキンキラしてたとしたら私の衣装の銀ラメが動く度に落ちたためでございます。ごめんなさい。