おこたでほっこり新年会。

1月のある日、今年始めての芸ストのお稽古。そしてその後は。
 

『新年会だ!!!!』

それにしても今日はお稽古はじまるまでの準備が速い速い!いつもはコーヒーとかのんでまったりしてからはじめるのに、全員ちゃっちゃと譜面台を組み立て、楽譜をくばり楽器をだし、はい、はじめ!そしてはい。次の曲、次の曲。とさっと練習が進む。やればできるんじゃん。

こうして練習を終え、春奴と紅玉は料理班、戦力にならない晶と私は里海ちゃんをお迎えに。
春奴亭に戻るとすでにキッチンから良い匂いとともに楽しそうな声
「もう、ばっちりよ!」
「グラスだして乾杯しよ、乾杯!」
今日は芸妓の新年らしく、ロゼシャンパン(えー、正確にはスパークリングワインなんだけどね)で

「かんぱ〜〜〜〜〜い!今年も宜しく〜〜〜!!!!!」

テーブルの上には紅玉が作って来てくれた卵焼きと水菜の上に???なサラダ。
雪「おいし〜、これなに?」
春「何だと思う?あててみて」
雪「豆板醤とか入ってる?」
春「なんと、キムチと魚介にバルサミコ酢が入ってるの」
「え〜〜?キムチにバルサミコ酢〜〜〜〜〜!?」
みんなで「へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜.......」
といってるまに春奴はシャンパンの残りをもってキッチンに。そして一人、がちゃがちゃやったあと「ん〜〜〜、おいし〜〜〜!」
と涙流さんばかりの感激ぶり。ど〜したの?
いや、楽しみにしててー。しばらくすると香ばしいかおり。
「じゃ〜〜ん、牡蠣のシャンパン蒸し、香草パン粉焼き〜〜〜!」牡蠣を蒸した段階でめちゃうまだったらしい。もちろん、これもすごくおいしくてあっという間に食べつくす。前菜をしょくし、シャンパンも空になったころ
 

「じゃ〜、場所うつそっか!」

と場所は横にある炬燵へ。炬燵の上にはすでにお鍋がセットされている。

「今日はふぐちりだからね!」

ともってきたさらには河豚の身がいっぱい。今日の為に春奴が取り寄せてくれていたのだ。
またもやキッチンでは紅玉と春奴が「ひれ、酒に浸さないでいいの?」
「熱燗、もっとあっつあつにしたほうがいいと思う」などなどなんかやっている。これは『ヒレ酒』の準備。
鍋を温めてる間にヒレ酒も完成。ふたたび、かんぱーい!すっごい良い酒を使ったぜーたくなヒレ酒。「うっま〜〜い!」

鍋が沸いて来たら「先ずは、アラだけね」と春奴。河豚だけのダシをたっぷりとるため。んーアラも皮もぷりぷり。
この時点で結構お腹いっぱい!そのあとにはたっくさんの身と野菜で普通の鍋に。「大根おろすのめんどくさくて大嫌いなのよね。」といいながら紅玉がつくったもみじおろしがまたポン酢に合っておいしい〜。
そのうち、朝から仕事で忙しかった晶はすでにすやすや寝ている里海の横で親子揃ってすやすや。それを横目においしーねーと舌鼓とうちながら食べまくる3人。
春「なんか、私達の腕、あがってない?」
紅「料理は一つも手抜きをしちゃいけないのよ!」
すでに私や晶の手の届かない域まで達してしまっている芸スト料理班。持つべきものは料理の上手い友だわ〜、と感動の雪之丞。

そんなこんなでおなかがパンパンにふくれたころ、「じゃあ、そろそろ雑炊にしよっか!」ってもう入らないよ〜!
春「でもすっごいイイ出汁がでてるよ!持ち帰ってもいいから作ろうよ。」
紅「じゃあ、材料あるから私もなすと鶏の炒めもの作っちゃう!あ、春奴、雑炊のごはんは洗ってぬめりとってね」
とまたもや料理班、活動開始。
御飯を入れネギを散らし玉子をときいれ「あと10秒!10、9.....3.2.1!」
うわ、おいしそー!!というところで、さっきまで寝ていた晶がムックリ置きだし、出来上がった雑炊をぱくぱくと食べ、またすやすや。「ゾンビのようだったねー。しかし、美味しいものへの反応はすごいわー」と感心する3人。
結局「おいしー、おいしー」といいながらお腹いっぱいで食べられないといってた雑炊も結構食べた。
春奴が「〆にこの焼酎のんでみない?一人であけるの勿体無くて」とあけてくれた宮崎の焼酎。これがおいしくって
「これ、やばいね、絶対やばい!」といいながらなすととり肉の炒めモノを食べながら飲み続ける春奴、紅玉、雪之丞。
すやすやと同じカッコで眠る晶と里海。なんかしあわせだね〜。

もちろんお店で頂く料理は美味しい。けど、こうやってみんなでわいわいいいながらおこたでほっこり飲むのもすごく気楽で幸せでお店とちがった美味しさがある。
こうして幸せ気分もお持ち帰りした芸妓達。
 

今年もがんばれるぞ!!!!

とう事で、本年も頑張りますので皆様よろしく御支援くださいまし。

それにしてもどんどん腕があがる春奴と紅玉の料理。どこまでいくんだろう...次回が楽しみ!な雪之丞でした。