春奴の芸妓変身体験記

春も近づき春奴。そうだ、京都にいこう!(JR東海のCM、私のお気に入りが聞こえてきた貴方は合格)

京都について、知恩院でしょ、八坂神社でしょ、祇園もいいし、でもねすっかり夜型の春奴、前の日も少々お酒を嗜み、着いてみたらすっかり日も暮れ観光名所はどこも門が閉まっていました。(そうよね、普通は5時位に終わりなのよね、これって常識が無いって事?)

さてどうしましょ、と辺りを見回したらふと目についた看板、“貴方も舞妓、芸妓姿になってみませんか”
これだわ、これよと近代的なビルの2階に上がってみるとパーマネントという言葉がぴったりな懐かしい香りがする美容室。
あの〜〜芸妓になりたいんだけ ど‥‥

そして変身の始まり始まり。

服脱いでこれを着てと差し出されたものはバスタオルを筒状にしたもの。全部ですか?この日はかなり寒くて重装備の春奴、下ははいててもかまいませんよね〜と肯定文で聞いたあたり、さすが年季のはいったただのわがまま!?

鏡の前でまず頭に薄い布を巻きつけ(かつらかぶるためよ。)肩と首筋を白い白粉でぱふぱふ。顔の化粧(塗装工事もしくは外科手術と呼んでいるのは私だけ?)を全部落としすっぴんに。白いクリーム状のもので重ね塗り。ふつうは椿油を下地に使うと化粧持ちが良いんだって。お座敷長丁場だものね。うんうん納得。きゃあ白い!!

まゆげは紫と黒と茶色を使って綺麗な円弧に、目は黒いアイライナーで縁取って、目尻に赤い線をすーっとひいて、唇にはいわゆる日本の紅ってやつをちょこんとさして

‥‥‥このあたりでせんせ登場!あらあ〜綺麗な芸妓さんやないか。の言葉に化粧がうまいんですよとメイクしている同じ年頃の落ち着いてて綺麗なお姉さんを持ち上げると、せんせ、そうでっしゃろこの娘はようやる娘やから腕もあるし自慢なんやと師匠と弟子、京都やわ。

化粧完了。

次はお着物。赤い襦袢、黒字に花を散らした裾の長い着物、帯は柳帯び(多分結び方でなんとか帯びって呼ぶんだと思う)襟は半かえし襟(舞妓から芸妓になった時、挨拶まわりをする時に赤い三角の襟を少し見せるんだって)段々と息苦しくなってきてこれはまさしく拘束着と思う春奴。これを着てよく動きまわれるものだわ。

極め付けはかつら。舞妓さんは自分の毛を結って、芸妓さんはかつらをつけるらしい。頭に合うのじゃないと痛くなるし、どこかが浮いてしまったりする。マイカツラをオーダーメイドしたい。

かんざしをちょいちょいと上品につけて頂いて重いのを我慢してすっと立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。

完成、完成

出来上がりは写真を見てね!
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春奴芸者1春奴芸者2