【初体験バリ島・・春奴の素敵な時間】

8月、うだるような暑さの中、弦楽亭でガムランと踊りのコンサートを主催した。そこでの打ち上げ飲み会の時、舞踏家の本当に日本人?バリのお人でしょ?と必ず言われる風貌のK将軍が9月に一ヶ月程バリ島にいるから是非遊びにきて下さいよ、とポロっと言った。酔っぱらった席なのでどこまで本気だか解らなかったんだけど私の脳の中にその言葉がインプットされちゃったのである。
K将軍はインドネシア語ぺらぺら、バリ島にお友達も沢山、私もとりあえず大きな本番が無かった為この機会を逃すとたぶん一生行かない、え〜〜〜いっと8日間のバカンスとっちゃった。バリ島初体験!!!!

9月某日。前日までばたばたしていて全く荷物も詰めていなくちょっとそこまでの気分で出発。成田まではマイカーで行く。周辺の民間駐車場が10日間停めて2900円設定の所もありーのま、いろいろなんだけど安いには変わりない。らくちんだ。

テンバサール空港まで6時間半の直行便。本を読みつつ映画を2本見つつ(最近座席の背に小さな画面が付いていて一人一人好きな映像とか音楽、ゲームを選べるようになっているのね)うとうとしつつしていたらあっという間である。ここで重宝したのは足のむくみがとれるという健康靴下。お勧めよ!!

夜中にテンバサール空港に到着。7日間までの滞在は10ドル、8日間以上の滞在には25ドル払ってヴィザを収得。事前にその分だけドルを持っていった方がよいね。

外に出ると、お、いたいた、K将軍だ。本当に来ちゃった?と一応しなを作ってみる。後ろに若い日本人の男性が二人。

二人とも踊りを習いにバリに留学中。国立芸術大学がありここでは子供の頃から芸能を極めてきた人達が入る所らしく日本からポッと来て入ってもとてもとてもついていけないらしい。また、ここに入らなくても素晴らしい先生がたくさんいて独自に勉強して活躍している人達もいるそうな。大学に籍を置き卒業すると一種の肩書きみたいのを貰え、それを活用する人もそんなのいらないという人もいて、ようは秀でた芸があれば世界で通用するという事ねと興味深く話を聞く。

若い日本人の男性(ここからはT君とTッ君と呼ぼう)二人は一応大学に籍を置いておくと何かと便利だけどそれぞれ師匠につき個人レッスンという形で学んでいるという。
一時間いくらという単位で午前中いっぱい(4時間か5時間って事!?)レッスン。Tッ君は毎日って言っていたなあ。
一ヶ月に換算すると生活費よりもレッスン代の方が高くつく事もあるんだって。8日間暮らしてみてたしかに物価も安いし生活するにはあんまりお金はかからない。

Tッ君の運転で宿に向かう。実はこの時点で私はどこに泊まるのか全く分かっていない。全部K将軍におまかせである。 でも、そのK将軍はやたらに饒舌。T君にぼそっとどしたの?と聞くと実は昼間っから飲んでいて相当酔っぱらいなんですとの事。たしかにちょっと酒臭い。

一時間弱走っただろうか。空気が濃密に、少し気温も下がり、着いて外に出たとたん南国特有のねっとりさわやか甘酸っぱい感じがきらきら襲ってきた。ウブドのはずれらしい。最近出来た24時間営業のコンビニに寄り、ビールとスナック菓子を買う。

そして宿に到着。真っ暗で何も見えない。

アメリカのモーテルっぽい民宿(こっちではロスメンと言う)である。少し段差があり小さなテラスになっていて(ここから裸足)椅子とテーブル。その奥にひとつひとつ部屋。K将軍のお隣。とりあえずバリ島のビール、ビンタン(星という意味)ビールでT君、Tッ君、K将軍、私でかんぱ〜〜〜い!!このビンタンビールがオランダ統治時代から受け継いだハイネケンに近い味で日本みたいにきんきんに冷やさなくてもとっても美味!!
K将軍、昼間っから飲んでいたのにまだ飲む!?ビール飲んで爽やかにならなくちゃとY丞が聞いたら喜びそうな事を言う。

何やらひとしきり話した後、ひとっ風呂浴び化粧を落とし海外用のドライヤーを使ったら見事に停電。たしかに10年前のドライヤーだし・・。持ってきたペン型懐中電灯をつけ何事も無かったように宴会は続く。真っ暗である。
K将軍、よくある事だから・・・。よくある事・・!!!バリ島という所は神様が人間と普通に一緒に存在している。
何かがいろんな所にいる。よくある事だから・・K将軍が言う。

そしてその夜、私は確かに聞いたの。パタンと扉が開く音、ざっざっと足音、その合間に軽やかに響く竹の音、誰かが徘徊しているに違いない気配。おまけに夢で声の合唱的なうねりが聞こえてきたかと思ったらすぐ扉の外からシンクロしてあーーーーーという音が聞こえてきたのよ。バリ島の神様が初めましてのご挨拶に来たのかしらん!!??
普段霊感の全く無い私にとってバリ島不思議体験初体験!!!

朝起きて〜〜こーんな感じ!!

ちょっと寝不足なまま8時頃に起きだす。鳥の声、にわとりの声が強烈で犬、猫、隣のおばさんと赤ん坊、どこからか水の音、そんな音達が私の耳に押し寄せる。車の音が全く聞こえない。そういえば昔福井のおじいちゃんの家に夏休みの度に遊びに行っていた時、聞こえてきた音と同じだなぁと都会の耳にいつの間にかなっていた事に軽いショックを受ける。

一歩テラスに出るとオレンジピンクレッドの花々。ヤシの木。そしてお日様の光!これよこれ!!バリ島は太陽の島。

テラスでぼーっとしていたらK将軍とT君がぼそぼそ起きてくる。(Tッ君は昨晩のうちに帰った)スルマバギ〜!おはよ〜〜!

民宿のおばさんが朝食を頭に乗せて運んできた。この頭に乗せるっというのは子供時代からお供え物を運んだりと必ずする事で私が思うにはこっちの女性は皆姿勢がいいんだな。ほらモデルさんが歩き方練習する時、本を頭乗せてするじゃない。それが自然に出来ている訳。日本の若い女性達もこういう習慣があったらみんな姿勢良くなってもっともっと可愛く綺麗になれるのに。えっ私だって遅くはない!?がんばろー!!

で、朝食はナシゴレン(焼き飯ね)にたっぷりのフルーツ。そしてコーヒー。普段必ず起きたらすぐコーヒーを入れて飲む習慣の私にはコーヒーという物は必需品。バリコーヒーはとっても美味しいんだけど何も言わなければ砂糖がはいっていて甘く提供されるのが普通。そこで覚えた言葉「コピー(コーヒー)タンパ(無しで)グラ(砂糖)」。日本から持ち込んだ簡易ドリップ式コーヒーを入れる為にお湯をおばさんに貰いにいく時、「アイル(水)パナス(熱い)」。

T君がこの日私の一日専属ガイドをやってくれると言う。バイクで二人乗りしてまずウブド市内を一周。目に入る景色が楽しい。

なだらかな田んぼ、深い緑の木々、風の爽やかさ、思ったよりも暑くもなく湿気も無い。沿道にぼーっと座ったりおしゃべりしていたりする人々も眉間に皺が無いし、変な物売りも客っ引きもいないし(観光シーズンじゃないからかしらん!?)いい顔しているし、バリ時間にほんわか包まれているんだねー。

昨晩ちらっと私が言った地元のスーパーマーケットに行ってみたいなという言葉をT君覚えていてくれて寄ってくれる。野菜も肉も魚も豊富だ。インドネシア語をぺら位(私にとってはぺらぺらぺら)操るT君にこれは何?これは?と訳してもらう。見た事が無い魚の前で訳してもらうと『黄色の尾を持つ魚』。見れば分かるっちゅうの。もうひとつつっこんでこれは鯛の一種ですとか鯵のような青魚の種類ですねとか・・・。通訳の仕事は出来ないわね。T君・・・!!

そして、昨晩の不思議体験もあり、とにかくバリの神様に挨拶にいこーぜと『ゴア.ガジャ(像の洞窟)』に行く。

仏教とヒンズー教と両方祭ったこの地は通りからかなり急な階段を下って小さな盆地みたいになっている所である。誰かが投げ入れたとしか思えない大岩、くねくね地を這う根が表面に露出している大木、お坊さんが瞑想していたと言われている洞窟には象と男性の象徴。不思議な空間。手を合わせそれを額まで持ってきて祈ってバリ式参拝!挨拶終了!!!

ウブド市内に戻りバザールに行く。上野のアメ横のようだ。ここでもいいなと思ったのは現地の言葉がしゃべれる事。

T君実に楽しそうに姉さんやらおばさんやら兄さんやらと声をかわしにこにこ笑いながら歩き回っている。それを横目で見つつ、一つワンピースを購入。日本円で2000円位から500円位に負けさせた。値切ったのはT君。拍手〜〜〜!

バザールでは絵がよく目についた。細密画あり前衛的な物あり人物画、静物画。多種多様だ。よーし、これは一つ美術館に行かなくっちゃ!

その前にお昼時。うふふふふ。日本の料理の本で仕入れた知識で実際作ってみた事もあるんだけどサテという焼き鳥!
こちら風の焼き鳥!もう頭の中では焼き鳥ビール焼き鳥ビールである。焼き鳥情報・・・ジャワのそれは日本と同じく串に肉が刺さっていてそれを炭火焼。バリのそれは肉をミンチににして野菜やら香辛料を混ぜ込みつくね状にして炭火焼。

のどかな田んぼが見渡せるオープンカフェレストランに行く。(ん、バリではほとんどがオープン、つまり風吹いて太陽の光感じれて景色も良くてって所しかないと言っても過言じゃない。地下とか考えられないもん。)

メニューにミックスサテとある。(ちなみに英語)。一串に牛、豚、鳥がいっぺんに刺さって出てくるのか、それともミンチになっていてそれが全部混ざっているつくねなのか、なんだかんだとま、ちょいと御馬鹿な議論でT君と盛り上がる。
出てきたのは一串ごとこれは牛、これは豚、こっちは鳥ね、というものだった。(普通〜〜な感じ。)

念願のビールと焼き鳥の組み合わせ!!幸せ〜〜〜!ぼーっと飲みつつT君と綺麗なウエイトレスさんとの会話に耳を傾け(全然分からない。音楽に聞こえてくるのよ)ゆっくり時間が流れていく。

いい気分のまままたバイクにまたがり『プリ リキサン』という美術館に行く。

バリの歴史を辿るような美術館だ。庭園が素晴らしい。バリの神様を題材にした物が多い。ここで舞踏を勉強しているT君本領発揮!神様の物語からきている物だもの。知らなきゃ踊れないよね。ふんふんと聞いているんだけどやたらカタカナが多くてカタカナ滅法弱い私には超難解。それでも繰り返し繰り返し説明されると覚えるものだわね。

何にも知らず見るよりもちょっとは知って見るのとは大違い!んーもうちょっと勉強せねばと殊勝な気分になってしまった。

美術館を出て一旦宿に戻る。ここでK将軍と合流。T君は俺の役目は終わったぜと帰っていく。今日一日ありがとー!!

夕御飯何食べにいく〜?屋台がいい!山羊〜?お惣菜が並べてあるとこ〜?何でもよくってね!
とにかく出かける。

途中、よっK将軍どこ行くの?と現地のおっさんから声がかかる。知り合い・・・なのね・・!!

ここからはインドネシア語の会話になり私なりに想像してみる。
「この辺りに食事にきたんだ〜」
「おーびっくりしたよ!こんな所で会えるとは。俺もまだなんだよ。」
「一緒に行くか〜」
「おーいいねえ!行くんなら俺の友達も一緒にいいかい〜〜?」

という訳で建築に携わっているバリの人と旅行会社に勤めているというフランス人と総勢5人車に乗り込む。
いきなり賑やかだ。美味しい屋台にいこーぜと隣のギニアールまで出かける。フランス人、バリ人、日本人が公用語でインドネシア語をしゃべっているいる状態がなんだか不思議。もちろん私には何がなんだか分からない。
味がいいので評判の屋台に座り込む。残念な事にビールが無い。水を頼み適当にお任せ。平たい皿にまずタイ米に近いさっぱりとしたライスが中央に盛られ青菜、チキンのグリル、煮卵カレー風味(絶品!)魚の唐揚げ、肉団子、ふりかけみたいな物(後で揚げたニンニクとかオニオンとかだという事が判明)がちょこっとずつ一緒くたに入れられちょんと横には生サンバル(青唐、赤唐、レッドオニオン、香辛料のオイル浸け!?)。これが美味しい!

それぞれ家によって、店によって、作る人によって配合とか入れるものが違うらしい。後にどこで食べても赤いトマト入りのサンバルとかこの生サンバルとか必ず付いてきてそれぞれにやはり違う味。かっら〜〜〜い・・・
けどおいし〜〜〜〜!

すっかり満足。栄養のバランスも摂れているしそれで200円位。

子供が二人、写真撮って〜〜と近づいてくる。とってもいい笑顔だ。撮るとわ〜〜い撮られちゃったー、うれぴーって感じできゃーきゃー逃げていった。

どーもお酒が飲みたかった私はコンビニに寄ってもらいビンタンビールとアラック1瓶買う。このアラック、椰子から作られるものが有名らしいが米から作られるものもある。アルコール度数40度の地酒ならぬ地焼酎である。K将軍お勧め、お米のアラック、通称G.G.H(げーげーはー。ん?ドイツ語読み?オランダ語読み?)。

宿に戻りまずビール。そしてアラックのストレートを持参した伊万里焼きの小さなコーヒーカップに氷無し常温でちびり。う〜〜〜〜ン。バリ風味!ここバリ島で飲むから美味しいの。だって泡盛だって沖縄で飲むから美味しいと思っているだもん、私。

K将軍の一代記をつまみに宴会。面白い人生送っているのね!寝酒にぴったりのアラック。ほろ酔いのいい気分で就寝。

次の日、爽やかに目が覚める。コーヒーを飲みテラスでぼーっとしていると朝食。今日はチヂミ風パンケーキとフルーツ。

午後からは用事があるけどそれまではフリーというK将軍とウブト市内に出かける。今日はエステの日。いろんな所に廻って資料を集める。その中で決めたのが『ジュリアス』。13時30分スタートの4時間コースを予約。

その時点でまだ12時だったのでランチするならここが美味しいよとアヒル料理で有名なレストランにぽいと放り込まれる。

ここでK将軍とはお別れ。やっぱまずビールでしょ。涼しい風が通り抜ける、のどかな田んぼが見渡せる何時間でも居れそうな所『ベベ ブンギル』。赤い手作りサンバルが美味しくて、かりかりに揚げたアヒルと絶妙なコラボレーション。



ぶらぶら歩いてジュリアスへ。そして始まった4時間コースのエステ。

バリマッサージ、ボディトリートメント、フラワーバス、フェイシャル、頭皮マッサージ。

とにかく、いろんないい匂いがするオイルやらクリームやらを体に塗り込みシャワーしてまた塗り込み、フラワーバスに浸かっている合間に甘すぎて二口位しか飲めなかったティーがで出来たり。

でも気持ちいいーのよ。オイルを使ってマッサージしてくれるから微妙に滑らかな、ほやほやとした感触なんだけど上手だしぃ〜。面白かったのがはい〜立って〜〜と言われはいはいと立ったら背中だけクリーム塗ってくれて後は自分でおやりっというお言葉。やりますとも、自分の体ですしぃ〜。丹念に塗り込みましたですよ。

でもね、この後2回、エステに行ってみたんだけど、どこに行っても胸元と腕のマッサージとそこにオイル、またはクリームを塗り込んでくれるんだよね。

こちらの女の子の民族衣装・・・・巻きスカート(サロンって言うのかな)にビスチェ。透け感のある色とりどりのAライン風カーデガン(シルクでオーダメイドという事もあるらしい。とっても綺麗なの)の上から帯(これも色々ある。布って一つの文化だわ)です。要するに、腕と胸元がきらきら輝いていた方が良くて、そういう訳でそうなのかなと、まあ単純に思い込んだんだけど。

頭皮マッサージ処ではなぜか男性の姿をよく見かけたわ。日本人も幾人かいたわ。それだけでもいいって事ね。
気持ちいいもんね!!

とろとろになり外に出てみたらK将軍とTッ君がお迎えに来ていてくれた。夜にはまた用事があるというK将軍、テンバサールに戻るというTッ君。私は??

今宵ブリアタン村の集会所でケチャダンスがあるという。そこで踊るお友達がいるからとそのお友達ワラさんにお話してくれて一旦宿に戻る。そのワラさんが19時にバイクで迎えにきてくれた。集会所まで10分。

椅子が並べられており、一番前に座ってみたら回りは全員日本人。毎週決まった時間に行われているま、観光客向けのものらしい。入り口で日本語のパンフレットを貰い目を通す。

辺りが暗くなり電気が消されロウソクの光だけになって幻想的!私はそれだけでもちょっとわくわくどきどき!!
何人いるんだろうか。上半身裸の男達がきゃーと出てきて、声だけで空間を支配していく。初めは観光客向け〜、はい〜と思っていたんだけど、いつのまにかのめり込んでいる自分に気づく。美しい舞姫、見事な衣装、かぶり物。音は男性達の発するボンボンボンやらチャッチャッチャッやら余韻のルールールーやらのみ。上半身ゆらゆら、手を上げひらひら、首を左右にほいほい。人間の体という物は声も含め、無限の表現を持つ物なんだな。

ワラさんとつたない英語で話ながら宿まで帰る。ありがとー!

K将軍と夕食一緒にしようとの約束で待つ事一時間半。どうにもお腹がすいてアラックのビンタンビール割りを流し込む。
おーそうだ。ビンタンビールは瓶なのよ。栓抜きがいる訳さ。まず一番にスーパーマーケットで買ったのが栓抜き。
とても重宝。いやはや、空きっ腹に飲むとまわりが早いわ!!

ぼーっとしてたらK将軍御帰還。近くの屋台に行く。やっぱり美味しいし辛いし安いし。さっさと帰ってきて、ちょっと風邪気味のK将軍は今日は寝ると御就寝。私はやはりアラックのストレートをちびちび飲みいい気分でお休み!!

次の日8時に起きて踊りの練習に行こーかなというK将軍の言葉でよーし見学だぁ〜と8時前に起きて待機。

ん、起きてこな〜〜い。ん、その日その日の風が吹くのね!!ゆっくり朝食を摂り練習やめというK将軍とウブト市内に出かける。

インドから来たアーユルヴェーダマッサージ、その中のシロダーラ。額にオイルを垂らし、第三の目を開かせるってやつ。それにK将軍が興味を示しじゃあ二人でやろうと【オーラ スパ】に行く。日本語が通じる。カウンセリング用紙も日本語。これが笑える内容で、

貴方は中肉中背ですか?
飛ぶ、跳ねる等の夢を見ますか?
塩味、甘味よりも酸味、辛味をよく感じますか?

首をかしげてしまうような質問が並ぶ。これでその人が持っている気質を三種類のどこかにあてはめオイルを選ぶ。



私はビッタタイプ。あれ???

二階建てのコテージ風お部屋にそれぞれ通される。まずテラスで頭にオイルを塗りマッサージ。ここでも胸から腕にかけて丹念にオイルをすり込みながらマッサージしてくれる。

そして点滴容器みたいな壺にオイルが満たされ、額に一点集中でポトンポトンと落とされる。が・・しかし・・・

オイルは段々ぬるくなるし、壺がピンポイントにこなくてふらふらしちゃうしあれれれって感じ。想像するには手持ちで壺(アラジンの魔法のランプみたいな)からオイルを念仏かなんか唱えながら要するに人が垂らして効果ありってのじゃないかしらん!?

そしてシャワー。ここのシャンプーやらコンディショナーやら石鹸やらがやたらいい匂いで合格。日本で嗅いだら強烈かもしれないけど私的にはとーってもグット!!

最後に飲み物(チョイス型。私は甘くないコーヒー)が出て終了。
たゆたゆ気分。ロケーションとか使っているオイルとかが気持ち良くてまーそこが少しお値段お高めになるんだろーなと納得。

お昼は担々麺が食べたいとのK将軍のリクエストで日本人シェフがやっている食堂に行く。昔、東急文化村に勤めていた人らしく、壁一面にお芝居のパンフレットが貼ってある。人生色々!!

やっぱりビール。私はあんかけ焼きそば。う〜んやさしくて懐かしいお味。いっぱいだけビールを飲んだK将軍は昼寝がしたいと言う。まだまだ元気な私はウブト市内をうろうろしてみたい気が。市内旅行会社HISに寄り、17日からの2泊、豪華ヴィラの予約と支払いを済ませる。(せっかく来たんだもん!雑誌に掲載されているような癒し系処にも泊まってみたいもん。)

そして市内でポイ。暑い!湿気は少ないんだけど日射しは強烈!日陰を選びつつあっちの店、こっちの店ひやかしまあなんてショッピングは楽しいんでしょ? ウブトはお洒落なお店が多くあり飽きない。でもお土産物屋もたくさんあり、目が慣れてくるといい物が置いてあるお店ってのが段々分かってきてそういうお店だけをピックアップしてひやかしを続ける。

自然派オーガニックのお店でキャンディみたいな小さな石鹸を沢山購入。み〜〜んなへのお土産。別の店でそこのオリジナルというバリ特有の香りがするオイルを購入。これで貴方もバリの匂いに包まれ極上気分よ!!

日射しもだいぶ緩やかになったのでとりあえず宿に向かって歩いてみるかと地図を見ながら、人に聞きながら、(何せいつも車かバイクで移動させてもらっていたので自力で歩くという行為はとーっても頭使うんですぅ)ぽつぽつと歩き出す。

そのうち、観光客向けのお店が無くなっていき、金物屋さんとかバイク屋さんとか下町商店街みたいな通りを歩いている自分に気づく。こっちの通りの方が面白い。若者達がたむろしているかと思えばおばさん達の井戸端会議。

んーでも不思議だったのは仲睦まじくデートしている現場にはあまり出くわさない事。後でT君に聞いてみたらまだまだそういうのはオープンじゃないらしい。ただお祭りの時とかは普段化粧ッ気のない女の子が綺麗に着飾ってちょっと友達とといいつつ実は男の子とデートだったり。こちらのナンパ状況も面白いのよ。バイクが主流なの。綺麗な姉さん達が二人乗りでバイクにびゅ〜んだとぴったり横付けされてお茶でもど〜〜お?ってなるらしい。う〜〜ん風に吹かれて髪の毛ってどうセットするんだろうとちょっと考えちゃったわ!まあね、中学生時代の盆踊り大会思い出したりしちゃった〜。

で、実は宿までの道のりが遠かった〜。40分位歩いたかな、どうにも喉も乾きつまみもも欲しくなり道ばたの昔からある雑貨屋さんみたいな所でバナナチップと豆菓子みたいなものを買い、宿のすぐ近くの雑貨屋さんでもビールを買い(大変よ。英語問題外、私は数も言えないし、おーコミュニケーションはジェスチャーのみよ。紙に書いてもらってほーよ)ただいまーです。

とりあえずビールでしょ。美味しっ!K将軍はまだ昼寝から覚めていない。T君が来ていたのでおしゃべりしながら起床を待つ。

19時半からの【ティルタ サリ】の公演を皆で見に行く予定だ。起きて来たK将軍、肩こりがひどいというのでT君と二人でにわかマッサージ施行。その間に私はつまみぼりぼりビールきゅーー!

19時ちょっと前に出かける。実は次の日、バリの祝祭日。サラスワティ(学問と芸術の神様)を祭るお休み日なんだって。

K将軍にくっついて村のお祭りを見に行く予定。なんでも日本人のカメラマン(バリ島に住んでる)が是非取材をと言われコーディネーター仕事かな、K将軍。顔広いの。でかいってのもあるけど・・・。

でね、必要なのが民族衣装。

まさか短パンとTシャツではいけない。必要なのはサロンという腰に巻く布とスレンダンという帯(サロンと同じ柄でセットというのがある)である。観光客なら絶対行かないような地元のちょっと大きな雑貨屋さんに行く。奥の棚に山程積まれている布達。布にも詳しいK将軍がこれど〜お〜?と手に取ってくれたやつが結局一番気に入って購入。


そしてレゴンダンスを見に行く。K将軍の知り合いだらけでもちろん顔パス。ちゃんとしたステージに右側がガムラン隊。
照明もある。演目が4つに分かれていて、最初は美しいダンサー達のウエルカムダンス。ペンデット。可愛いっっ!
そして昔からある伝統の宮廷舞踊。レゴン。花形ダンサーの登場だ。こういうのを見て少女達は憧れて勉強して踊りにはまるのねー。ちょいと宝塚を思い出す。

そして男性が舞うクビュールトロンボン。鍋のふたが10個位並んでいるような楽器を叩きながら、ある時は座って上半身だけの舞。突然ガムラン隊の音が細かく激しくなった時は力の舞。ガムランと男性舞踏家のアドリブの応酬みたいだし、リズムも面白いし、音程感も変わっているし、私的にはこれが一番面白かった。

そして二人の兄弟の物語。舞っているのはわりと年配も女性二人。味があるとはこういう事ね。納得!!!!

最後にバロン。聖獣バロン(巨大な獅子みたいのを一人が頭一人が足で操る)と魔女ランダとの対立物語なんだけどいろんな登場人物がいてなんだか賑やかな楽しい物。たぶん子供が見ても楽しいって感じよ。

そして唐突に終了。撤収があーっという間でとっても驚く。はやっ!!

挨拶回りに忙しいK将軍をT君と二人で待ち、近くの食堂に行く。鳥のスープ(ちょっと辛めでたっぷりの香辛料。春雨入りでこれだけでも立派な一品)とグリルしたチキン(これもスパイシー)、そしてビール。お店に飾ってあるここの主人が描いたという絵達が印象的だったわ。

そして宿に戻りアラックのストレートをちびちび〜。

次の日7時起床。眠い。午前中に村のお祭りに行くのだ。朝から私は大騒ぎ。布を持っておばちゃ〜〜んと宿の女主人の所に行き、腰に巻いてもらう。左前に巻き終わりが来るようにちょっと斜めに巻き始めて一巡したとこで左前を少したゆませそれと巻き終わりでしっかり結ぶ。なるほどね。

そして化粧。毎日まめに日焼け止め効果の高い乳液を下地にUVカットのファンデーションをのっけて、腕にも足にも日焼け止めスプレーを塗っている。今日はそれにちょっとこちら風メイクをしてみようかしらん!?

眉毛太めに、ブルーのアイシャドウにくっきりアイライン。ぱっちりマスカラ。口紅は明るいオレンジ。

日本から持って来たオーガンジーのAラインっぽい長めのシャツ(冷房対策だったんだけどここでは必要なしね)をタンクトップの上に羽織り、帯を左前に片蝶結びにしてたらんと垂らして出来上がり!!なんとかこっちの人の様。

朝食(今日は黒米をココナッツミルクで煮たものでちょっぴり甘く朝早いのにもかかわらずペロっと食べちゃった)を済ませしゅっぱ〜〜〜〜つ!
途中でカメラマンと合流。ボナという村に向かう。

そこでまずシジャさんというおじいちゃんに会う。

なかなか精悍な顔つきを残している元気なおじいちゃんだ。影絵芝居をやっている方でもちろん踊りも出来る。
いきなり声でガムランの音を出したかと思ったら、唐突にT君のプチレッスンが始まる。

バイオリンでいえばちょっとこのフレーズを弾いてごらんとモーツァルトのバイオリンコンチェルト5番の最初の部分を先生の伴奏つきで弾かされる感じかしらん。(あ、専門的なたとえで分からなかったらごめんなさい)そのうち3楽章の早いパッセージを先生がぱらぱらと弾いて、ほれ弾いてごらんって。

T君、できましぇ〜〜ん。ご勘弁〜〜。

家先の東屋風の土間(石間かな。どのお家にも大小様々なんだけど必ずある。)にみんなでぺったり座り込みお話タイム。

「人間の肉体というものはきたないもの。穴から出るものはみんなきたない。だからこそ中身をきれいにしていなきゃいけないんだよ。お金を沢山持って美味しいものを食べたり、着飾ったり、豪邸を持ったりしてもそれは肉体を満足させるだけのものであって大事な事ではないんだよ。」

シジャさんが語る。

「で、で、でも綺麗な装飾品は身につけたいな〜」と軽いつっこみも軽く受け流され、神妙な顔付きになってしまった私であった。

そして、近くのお寺に移動。40人位かな、村の住人達が綺麗に着飾り日陰を選んで思い思いの所に座っている。

祭壇らしき物がありお供え物が積んである。水とお菓子が振る舞われ唐突に始まる。何が始まったといえば30センチ5センチの長方形の木のお札にびっちり小さな文字が書かれてあり(昔の言語らしい)シジャさんともう一人のおじさんでバリ語に訳しながら読み上げていくといういたってシンプルなものだ。シジャさん一家の家系、村の出来た訳、はたまた人類創世記なるものみたいな事が書かれているらしい。しかしこのお札の数がすごい。100枚位あるのだろうか、始まって1時間半。10時半に始まったので12時。暑いしお腹もすきました。村人も適当に帰っちゃったり、一服したり。子供達は走り回ったり、と自由行動。こちらのポップス音楽がどこからか聞こえるんだけどそれはいいとして、笛の音が聞こえてきたら止めにはいっていたのに何でかなとちょっと疑問。神様に近い音なんだろーな。笛って!


読んでる方も疲れたらしくここで休憩。この機に出ないとまだまだえんえん続く気配。4人で失礼する。

カメラマンとここで別れ、K将軍の衣装を作っているというレダさんのお家に行く。

やはり東屋風の石間に座り込みここでお昼ご飯が振る舞われる。レワールという豚肉の生肉に血、ミミガーもみじん切りにして各種の香辛料を混ぜた物がお祭り用のお食事だ。最近はこれを多種多様にアレンジして(混ぜ込む物とか香辛料の配分とかによって違う料理になるよね)出すレストランもあるらしい。私はマグロの生肉にショウガとか茗荷とか紫蘇とか味噌とか・・・ん、鯵でやったらなめろうになるわね、と日本的な食材で組み合わせを考えてみたりする。

生肉と聞き大丈夫かなと思ったのは後のまつり。その時は美味しくてペロリと食べてしまった。でも海外にでると快調に胃袋が動き出す私にはそんな事は懸念。全く大丈夫。美味しかった〜〜!!

で、お話タイム。言葉の解らない私はにこにこ。しゃべっているレダさんの顔見ているだけでちょっと楽しい!!

次はセカールさんのお家。

K将軍のお友達の女性舞踏家だ。途中、15才の愛らしい娘さんが帰って来て彼女の英語の勉強になるからと簡単な会話をかわす。

そして、K将軍、T君、Tッ君の踊りの師匠ジマットさんのお家にお宅訪問。

豪邸なのかしらん。大きなお家で庭みたいな所にはちゃんとステージが設けられている。

丁度お昼寝中の師匠を起こしお話タイム。この方のお顔も精悍な、やるなあというお顔だ。後でK将軍があの歳(55才位?)になってもまだまだ女の子好きなんだよねーとぼそっと言う。なるほどーと納得!

次はどこ!?

マスの村。木を使った置物とか家具が目につく。もともとこの村は木彫りで有名だったらしい。家具がよさげで日本で買うとん万円するような物が2、3千円で売られている。ただ輸入すると税金かかってきたり運搬料もありーので個人で購入しても結局はん万円しちゃうとの事。

そこの近くに住んでいる成瀬さん(通称なるじい)のお家に行く。

バナナの幹から紙を作りそれでアートな作品を作っている元出版関係に勤めていてバリ島に来て10何年目になるかなという面白い人生を送っている方だ。5匹の犬達のお出迎え。広大な敷地にはバナナの木。東屋をとーっても大きくしたようなお洒落な平屋。
やったー!!日本語が通じるぅ〜〜!!お話タイムに参加出来るぅ〜〜!

いろんな話をして仕事場を見せてもらう。衝立てとか照明類、いろんな色の紙が大きな踊り場みたいな所に置いてありその前の地面が石舞台みたいになっていて(暑さに弱い犬達がごろごろ横になっているのー)コンロ、コブシ大のバナナの幹がはいっているバケツ達、ゴム手袋、なぞが並んでいる。
今はたたんでお持ち帰りがある程度出来る提灯作りに精をだしているそうな。
振る舞われた日本茶と和三盆お茶菓子がやさしくほっとする味だった。

ウブドに戻りカフェに行く。

Tッ君のお母様と叔母さま夫婦がたまたま日本からバリ島に遊びに来てらしてK将軍ご挨拶に行く。私とT君金魚のふん状態で付いていく。
お母様とひとしきりおしゃべり。なんでも香川の大豪邸に住んでいらっしゃるってTッ君に聞きましたけどと私が言うとそんな事ないんですよ、150年前からあるお家で最近リフォームしたんだけどただただ広いだけでとご謙遜。(それってやはり大豪邸だと私思うんだけど!?)是非遊びにいらして下さいと言う言葉にありがとうございますと返し、胸の奥では本当に行っちゃうぞー、香川はうどんも美味しいしーとつぶやいた。

ここで暑い中動き回って、というかしゃべって少々お疲れ気味のK将軍。少々寝不足気味のT君と私。一旦宿に戻る。
サロンを取り普段着に着替える。なんて楽なんでしょ。言うなればお着物をずーっと着ていたって感覚だわね。

1時間程休憩した後デワさんのお家に行く。

デワさん一家はガムランの達人一家。息子達はほとんど海外にコンサートとか教えに行ったりしていて居たのは一人。
お父様が素晴らしい方で息子達がどんなに達人でも解らない事がある時は最後にはお父様に教えを請うそうな。

一人残っていた息子さんの奥様が日本人で最近ピアノを買ったのとおっしゃって私がバイオリンを弾くんだと言ったらなぜ持ってこなかったの?と言われてしまった。はい、今度来る時は持ってきまーす。いろんな形態でセッションしてみたいな。

今日は祝祭日。で、楽器にもこうしてお供え物が・・・!

チョプリンさんの家へ。
今9ヶ月のお子様がいて身動き出来ないらしいんだけどK将軍と日本で一緒に公演したり日本人のお弟子さん達も沢山いるというチャーミングな素敵な女性舞踏家だ。私、頭悪いから日本語とても難しいねと日本語で言うんだけどなんのなんの、とっても上手です!!

ここでチョプリンさん手作りの夕食だ。
基本はナシチャンプル。平たいお皿にタイ米みたいなさっぱりしたライスを盛りつけ自分の好きなだけ大皿から好きなお惣菜を取り回りにのせ右手で混ぜ合わせて食べるスタイルだ。チキンに香辛料をすり込み、バナナの葉で包んで蒸して細かくちぎったものがとても美味しい。すごく手間がかかっているのが分かる。カレー風味の豚肉とフルーツ煮込み、手作りのサンバル2種もかっらいーけどおいしー!!

お箸、スプーン、フォーク等を使わないで右手から直に食べるスタイル。なぜか味が違うようにも思える。バリスタイルにまっしぐらの私。

ここで今日一日の予定が終わる。
どれだけの人に会ったかしらん!?連れまわされ日!
でもね、どの人も皆素敵に自然体で生きていらして感激した〜〜。貴重な体験!!

やはり寝酒にアラックを飲み早めにベットに横になる。次の日朝6時起きで日本に帰るというK将軍と一緒に出発して私はサヌールに送り届けてもらう予定だ。豪華プライベートプール付きヴィラが待っている。

おはよーとK将軍のちょっと間延びした声で起こされる。6時10分。眠い。
寝ぼけまなこでとりあえずコーヒーコーヒーとおばちゃんの所に行くと机の上に15枚程のバナナの大きな葉っぱが並べられており黄色いライスが盛られいろんなおかずをちょっとずつ回りにちょんちょんと盛っている最中。

サワスワディの翌日はマンディ(水浴)を外でする(普通は屋内シャワー。ま、普通にシャワー浴びるねというのをちょっとマンディしてくるねと言う)のが決まりという噂!?

お弁当だ〜お弁当だ〜と騒いでいたらやはり眠そうな顔したTッ君が車でぼ〜〜っと現れ、違いますよ〜お供え物ですよ〜と言われてしまった。でもでも後で結局食べるっていうからやっぱりお弁当だ〜〜!!

別口に3つバナナの葉にくるんでおばちゃん本当にこちらはお弁当にして持たせてくれる。

テンバサール空港に向かう。
車の中でK将軍ぱくぱくお弁当をほおばる。運転担当Tッ君と体が起きない私は食べれない。明け方までかかったというK将軍のパッキング。コンパクトに4つのバックになり、それを抱えて空港の奥に消えていった。また日本で会おーね!
ありがとー!トゥルマカシ〜〜!

サヌールに向かう。地理的にテンバサールのすぐ近くだ。
目的のヴィラに到着。

まだ8時半だったんだけど20分位で部屋の用意が出来ると言う。普通チェックインって14時位だよね!なんだか得した気分。
メインプール脇のバーでウエルカムドリンク。ミントの香りのジュース。おいし!!
そして部屋に通される。
いやはや・・・・・学生からいきなり有閑マダムに変身よっ!!凄いわ〜〜〜〜・・・・・(ため息の連続)



11時にウエルカムマッサージに伺いますって。ほう〜〜〜・・・。

じゃあそれまで時間があるので朝食を食べ損ねていたTッ君と私は近くの早くからやっているレストランに行く。
『ロータスクラブ』。

ちゃんとしたナシゴレンを食べてみたかったので頼む。パイナップルをくり抜いてそこに盛られて出て来たわ。
味も上品でぐ〜〜っと!!


Tッ君は麺入りのスープらしきものを頼み、その麺がうどんだうどんだと言う。確かに太いし見た目はうどん。
でもそのスパイシーなスープにうどんはどうよ!?そりゃ言いたくなるよね。Tッ君讃岐市出身!!

優雅な朝食を終え、ヴィラに送り届けてもらう。ここでTッ君とお別れ。

で、ウエルカムマッサージ。足湯と足だけのマッサージ。英語と日本語半々に使いながら会話をかわす。マッサージしてくれた女の子がとっても可愛かった。ちなみにここの従業員は片言の日本語も喋れるのでそれからのいろんな会話は英語半分日本語半分。

早速水着に着替えてプールに飛び込む。首のあたりまで深さがありちょっとびっくり。
腰をひねって歩いてみたり、平泳ぎ、抜き手(ゴーグル持ってくるの忘れたの)、バタ足をしてみたりとりあえず体引き締め!

ゆったり時間が過ぎていき夕方にTッ君に教えてもらったスーパーマーケットに向かう。あれ!?どうやら逆方向!?

Tッ君に電話で確認してUターン。途中タクシーどーおー?安いね!!こんにちわ〜!どこ行くのー?元気〜〜?なぞ片言の日本語を操るおじさん達やら兄さん達やらが沢山。観光シーズン外れているせいもあるんだろうけどとりあえず声だけ出してみるみたいな、そんなにしつこくもなく意外に笑顔は邪気がなかったりして適当にかわしつつ歩く。

スーパーマーケットは思ったより大きなところだった。(イトーヨーカドーみたいな!?)
全部見る事が出来ない。お腹も空いてきたし暗くなってきた。一人でレストランにはいって食事もいいんだけどせっかく気持ちいいお部屋にいるんだからルームサービスにしよう。メニューはすでにチェックしてきたんだけど思ったより高くないのよ。帰り際に酒屋さん発見!バリの白ワインを1本購入。そして魚の姿揚げサンバルソース付き、バリ風春巻き、ツナサラダサンバル風味。どれもこれもとても上品な味で今まで屋台料理とか家庭料理を食べてきた舌にはちょっと物足りない。それでも美味しいのは美味しいのよ!

バリのテレビ番組(テレビ、久々ねって感じ)をぼ〜〜と見ながらビールからいって白ワインを半分位飲みほした所で思い立って日本に電話してみる。急に一人になると寂しいものだわね。
ウブドと違って電波状況がよく初めて海外レンタルのありがたみが分かった。


次の日朝起きてみたら珍しく天気が悪い。起き抜けに素っ裸でプールに飛び込むのが夢だったのに〜〜。
ん・・・・・あ・・・昨晩ライトに浮かぶブルーの光のプールに飛び込んだったんだわ。でも・・太陽の光の下がいいんだけど・・・・。
朝食はミーゴレン。焼きそばね。それにパンがついてきてフルーツとオレンジジュース。うーん、焼きそばだけで充分なんだけど。


ちゃんと運んできてくれた人がテーブルにこうやってセッティングしてくれる。

フルーツとパンは昼食にまわす事に。だらだらと過ごし昼ご飯を食べる。天気が回復してきて日射しが強烈だ。しっかり日焼け止めを塗り、昨日全部見る事が出来なかったスーパーに行く。途中いろんな店に寄りつつひやかしつつウインドウショッピング。時間に縛られないって いいわね。

スーパーの入り口に本屋さんがありバリ島の料理という日本語の本があったので思わず購入。
そしたら買わずにはおれないバリの調味料。本と首っ引きで探しまわりちょっとずつ沢山の調味料を買い込む。
日本に戻ったら絶対やるんだ、バリナイトディナーパーティ!!わくわくわく!!!

今日はバリのロゼワイン。
ルームサービスはガドガド、チキンのサンバルソース和え、牛肉のスパイシー煮込み。ロゼワインが全然甘くなくてお値段も安くなかなかな物。

テレビのNHK放送(はいるのよ、やはり豪華ヴィラは違う)をぼーっと見つつバリ時間でゆったり流れていく。いいなぁこういうの。
明日はチェックアウトだ。早いなぁ〜。もっといたいなぁ〜〜〜。

次の日9時に朝食だと私的に思っていて待っていたんだけどなかなかこない。電話して聞いてみたら前日に毎回何を食べるか選ばないといけなかったらしい。知らなかったのよ〜〜と言うと、じゃあ今から持っていくから何がいいかと言われ、アメリカンブレックファストプリーズ!!目玉焼き、ソーセージ、パンにフルーツ、オレンジジュース、コーヒーとすぐにきた。こういう柔軟な対応がぐ〜〜っと。

昼前にT君が来てくれてチェックアウトが遅くならないかと現地語で交渉してくれる。次に客がいなければいくらでも居てくれていいんだけど残念な事に私のお部屋は次の客がいるんだって。あーしかたがないわね。12時にチェックアウトしまーす。急いでシャワーを浴びパッキング。(バリに来て初めて時間にせかされた感じ)
帰国便は夜の11時55分。ぽっかり時間が空いちゃった。

とりあえずランチね。
すぐ近くの海沿いのホテルに併設されているイタリアンレストラン『タベルナ』に行く。私が泊まったヴィラは海沿いではなく通り一つはさんだ所だったので海を見ながら食事という初めての素敵なシュチュエーション。おまけにここのパスタが絶品。バリでこんなに美味しいパスタが食べれるとは思わなかったな。

まわりはほとんど欧米人で昼からワインなぞを飲みながら赤い顔したおじいちゃん、おばあちゃんがいるかと思えば白い砂浜に並べてあるデッキチェアで日光浴しているカップル。(日射しが強烈すぎて私にはとても真似出来ない。)

日本では美白美白と騒ぐけどもともと白いのになぜもっと白くするのか、日本人の女の子は何もしなくても白いから可愛いのにとバリの男の子達は言うんだそうだ。

ここで明日日本に戻る予定で挨拶回りに忙しいT君と別れ、泊まったヴィラに併設されているエステに行く。時間が空けばこれでしょう。3時間のビューティーコース。

ウエルカムフットマッサージをしてくれた女の子が出てきて、あらお元気?と世間話をしながらスパのお部屋に行く。

私一人しかいなくてひろ〜〜いお部屋で余分な音が何一つ聞こえなく良い匂いが漂っている。
オイルと音楽を選びまず足浴から。
白い固まるクリームを全身に塗ってもらってボディパック。
開放感のあるこれもひろ〜〜いバスルームで良い匂いのフラワー達と一緒に入浴。ハーブティー付き。
オイルマッサージ。
フェイシャルかマニキュア、ペティキュアかと言われマニキュア、ペティキュアを選ぶ。
仕事柄、マニキュアはほとんどやらないんだけどプロににやって貰うのははいいわ〜〜。とても丁寧にやってくれて気分はお姫様。おー綺麗ねー綺麗ねー!!
終了。17時。

まだ時間があるのでぶらぶら歩いて海辺のカフェ『ボンサイ』へ。変な名前だなと思ったら入った所に所狭しと盆栽が並んでいた。なるほど。

ぼーっと辺りを眺めたり日記を書いたりとコーヒー一杯で粘る。

そのうちお腹も空いて来たのでここで夕食。野菜炒めみたいなのにご飯。そしてビール!

そうこうしているうちにとっても眠たくなり頭も痛くなってきたのでヴィラに戻りどこか横になれる所はないかと聞いてみたらスパのお部屋で一休みしていけばとの優しいお言葉。ペティキュアをやってくれた女の子が鍵を開けてくれつきっきりでいてくれる。なんだか嬉しい。うとうとしているうちに21時になりTッ君がお迎えに来てくれた。

具合が悪くなってね、一休みしていたんだけどたぶんこれって一種の登校拒否。日本に帰りたくな〜〜い、もっといた〜〜いという信号でたのよとTッ君としゃべりつつ空港に向かう。

空港に着いたら日本人だらけ。眠いのと頭が真っ白になっていて土産物をひやかす元気もなく待合室でぼーーーーっ。
そして日本へ。あー帰るのね〜〜。


自分の中で時間というものがゆったり流れ、人との繋がり、自然との調和、一種の浄化感、そんな物らが私の中で一杯になっており、日本を出発する時と帰国する時とでは何かしらん変化を感じている私がいた。

これで日本に戻ったらすぐ普通の生活に埋没してしまうんだろうけどこの感覚はいつまでも忘れていたくないなと思う。

バリ島・・・・・・・・・すっかりファン!!!!

最後に今回お世話になったKー将軍、T君、Tッ君お会いした方々に深く御礼申し上げます。
ありがとーーーーーーーーっ!!
また絶対行くわ。
バリ島???


後日談・・・
普通の生活になかなか戻れなく日本の時間に目を回す日々が続き少々貧血気味の頭くらくら状態でやっと一ヶ月過ぎた頃に治ってきた。こんな事は初めてね!

そしてわくわくのバリナイトディナーパーティ。やりましたとも!バリのお香なんか焚いちゃったりして。
辛さがイマイチだったけど部屋中バリ島の匂い。

あー冬に向かう日本にいると太陽の島が懐かしい。